注文住宅にかかる費用の内訳は?どこに予算がいくらかかる?
「いずれはマイホームを!」と考えている方も、「そろそろ家を購入しようかな・・・」と考えている方も、“自分の希望どおりの注文住宅を建てる”のにかかる費用について、どこまでご存知でしょうか?
注文住宅を購入する前に、その費用の内訳をある程度知っておくことは大切。予算が足らず自分の希望がほとんど通らなかった・・・なんてことがあったら困ります。
注文住宅を建てるためには、一体どれくらいの予算が必要なのか?その内訳とともに確認しておきましょう。
もくじ
土地の購入にかかるお金
家を建てるときにかかる費用のうち、占める割合が大きめなのが土地の購入費。土地の値段は地域差が大きく、立地などによってもひと坪あたりの値段が大きく変わってきます。
いくら安い土地が手に入ったからといっても、調査してみた結果、家が建てられるような土地の状態ではなかった場合、追加費用を支払って整備する必要が出てくるので、少々割高でもきちんと整備された土地を購入したほうが安くあがる場合もあるんです。
建築工事にかかるお金
建築工事にかかる費用は、さらに大きく3つに分けられます。その3つを合わせた、建築工事にかかるお金のことを「総費用」と言います。
本体工事費用
「本体工事費用」は、建物そのものを建てるためにかかる費用のことを指します。
相場は総費用の75~80%ほど。庭や駐車場にかかる費用については別になります。
したがって、広告などで「住宅価格1500万円」などと謳っている場合、本体工事費用のみの値段となっているので、実際見積もりを行うとプラス500万円程度費用が加算されることが多いでしょう。
別途工事費用
建物以外にかかる別途費用のことを別途工事費用と呼びます。
総費用の15~20%ほどが目安となっていて、ガスや水道などの引き込み工事、駐車場や庭・塀などの外構工事、エアコンや照明器具、カーテンなどの購入・取り付けの費用がこれにあたります。
諸費用
「諸費用」は上で紹介した「本体工事費用」「別途工事費用」以外の建設にかかるお金のことを指します。
契約終結時の印紙税や、不動産登記にかかる登録免許税、固定資産税、住宅ローン契約に関わる手数料など、建設工事に直接関わらないものの、必要となってくる費用です。総費用の5~7%ほどが相場ですが、多めに用意しておくと安心でしょう。
その他に必要になってくるお金
建設工事をはじめる前にその土地について祈祷・お祓いなどをすることを「地鎮祭(じちんさい)」と言いますが、その際に神主さんに支払うお金やお供え物にも、また費用がかかります。
他にも、家を建てる場所やお施主様の希望にもよりますが、建築工事を行うにあたりご近所への挨拶回りをする場合、菓子折りなどを持参するため費用がかかってきます。
注文住宅の費用・相場を理解しよう!
注文住宅を建てるのにも、いろいろな部分に費用がかかってきます。
お金の話はこじれると後々大きなトラブルに発展しかねませんから、ぜひそれぞれの費用と相場について理解しておきましょう。
もちろんわからないこともあるかと思いますので、そんなときはいつでも担当スタッフにご質問・ご相談いただければと思っています!
家は大きなお買い物。費用のことでわからないことがあったら、遠慮なく質問してくださね。